スピーカをエンクロージャーや車両に取り付けたら、構想通りに出来ているのか、チューニングに取り掛かる前に検査器を使ってチェックしましょう。ちょっとしたひと手間ですが、手順を踏むことで、時間短縮と完成度の向上につながります。
スピーカ検査器「ES-1A」は、小型で携行性に優れ、装着状態をチェックする便利な機能を備えています。
・ f0/インピーダンスの測定
・ 極性検査
・ 最大50W入力によるオート/マニュアルスイープ検査
※オプションで、車両のシガライターにつながる電源ケーブルもご用意があります。
<f0/インピーダンスの測定>
エンクロージャーの容積は設計通りか、エア漏れはしていないか、左右のバラツキは想定内か、F0とF0Zを測定すれば簡単に確認出来ます。
<極性検査>
配線に間違いはないかユニット毎の極性検査で確認出来ます。
<最大50W入力によるオート/マニュアルスイープ検査>
構想通りかチェック出来たら、次にスイープ信号を使って動作音をチェックしましょう。「ES-1A」は、入力の大きさも簡単に設定でき、周波数範囲を限定したオートスイープも可能ですので、ユニット毎に適した音量で検査が可能です。
スイープ信号を使った検査では、スピーカの動作音に加えて、周辺の振動状態もチェックしましょう。不要振動は予期せぬ音源となり、定位感を乱す原因になります。不要振動を低減する対策を施してから、安心してチューニングに進みましょう。あなたの確かな音作りの為に、「ES-1A」が貢献出来たら幸いです。ぜひご活用を検討ください。